シリーズ人〜human〜
第3回、『1年を振り返って』
はじめに今年1年、OB並びに関係者の皆様の期待に沿う成績を残すことが 出来ず申し訳ありませんでした。 私の努力不足に因るところが大きいと思っております。 この非常に情けなく、惨めな思いをした1年間をこれからの人生に 活かしていきたいと思います。 一番の時間残りの2週間、高千穂大に敗れて0勝4敗と追い込まれ、 残るは成城大戦のみとなったときでした。 これまでと部員の目つきが変わり、練習時の雰囲気が物凄く良くなり、 声もよく出ていたように思います。 このような練習を常に行うことができていればと思います。 しかし、試合直前の水曜日に2年生の相川が骨折という大怪我をしてしまい、 ただでさえ少ない選手が更に少なくなってしまい非常に厳しい状態に置かれたと思いました。 しかし部員の士気が下がることなく、 練習を続けることができたことが良い結果に繋がったのではないかと思います。そして、迎えた成城大戦は互いに譲れない一戦であっただけに厳しい試合展開となりましたが、試合中は終盤に逆転された時でさえ不思議と負ける気がしませんでした。そして、最後の成城大のオフェンスを止めたときは何とも言えない快感が身体の奥底から込み上げてきました。そして試合が終了し成城大に挨拶をしてベンチに戻り、みんなの顔を見ると、この1年間みんなに何もしてやれなかったことが非常に情けなく、思いがけず多くの涙を流してしまいました。そして、最後に胴上げされたときは最後までアメフトをやっていて本当に良かったと心の底から思いました。 1年の反省結局、最後まで私自身が強いリーダーシップをとる事ができなかったことが、 今季の不振に直結してしまいました。 それにより目的のはっきりしない漠然とした練習が多くなってしまい、 試合までにプレーの完成度を上げることができないということになってしまいました。 本当に数多くの後悔を残してしまったと思っております。 これから来年は、4年が2人しか抜けないためスターターの損失は少ないけれども、 部員の人数が少ないため厳しい状態になると思いますが 上級生はしっかりまとまってチームを引っ張っていってもらいたいと思います。 まず、春までにウェイトをガンガンやって、 全員が一回りも二回りも身体を大きくしてもらいたいと思います。 そして、春は新入生の勧誘に全力を尽くして取り組んでください。 うちよりも学生数の少ない学芸大が、 それなりの人数を揃え2部に昇格したのですから、 うちでも不可能ではないと思います。頑張ってください。 私は来年も残念(幸せ?)な事に、 大学に残るので沢山練習に参加するようにします。 また宜しくお願いします。 最後にOB並びに関係者の皆様、これからもプリムローズを宜しく御願いします。 |