THE PLAY4QのCB福田のインターセプトは値千金だった。しかし、この試合の勝利の原動力はオフェンスが最後まで力を発揮し続けたことにあるだろう(1Qの被インターセプトもオフェンスの仕業だが・・・)。その意味では30回以上のボールキャリーをしたエースTB佐藤(#29・4年生)、5回のキャッチでロングゲインを重ねたWR高橋(#15・4年生)はMVP級の活躍をしたといえるだろう。しかしながら、『The Play』は試合のターニングポイントになりうるビッグプレーや玄人をもウナらせるいぶし銀の1プレーから選出される。 したがってこの試合のThe Playは4Qの逆転をかけたドライブ時におけるQB崎本のスクランブルによるランに決定。絶体絶命の3rdダウン10、レシーバー陣がカバーされ万事休したかと思われたその瞬間、オフェンスラインのカップの真ん中を13ヤード劈(つんざ)いてこのダウンをコンバートした。 QB崎本は未だコーチの意図通りに動けない未熟者ではある。しかし、光る物はある。さらなる鍛錬を続け『2部昇格』への原動力たる存在になって欲しい。 BACK |