ゲーム解説

1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
埼玉大学 6 18 7 10 41
東京国際大学 0 0 6 0 6

2012シーズン開幕、白星発進!

開幕戦の対戦相手は東京国際大学。同大オフェンスはスロットIフォーメーション、そしてディフェンスは42ローバー。シチュエーションに応じローバーのポジショニングの高低を使い分け、ラン・パス対応を施してきた。


前半戦


先制したのはPRIMROSE(プリムローズ)。自陣20ヤードからの攻撃であったが、TBレイエス(#22・3年生・DB兼任)のパワープレーを軸にコツコツ前進を重ね、途中WR菊池(#7・1年生・DB兼任)に19ヤードのプレーアクションパスをヒットして相手ゴール前まで迫ると、ここからTBレイエスが左オープンを12ヤード走り切って先制TDラン。まずまずの展開で先制TDを奪うことができた(キック失敗で6対0)。

一方のPRIMROSEディフェンスもまずまずの滑り出しを見せる。1stシリーズこそ相手QBに20ヤードのロングパスを決められたが、その後はOLB及川(#15・2年生・RB兼任)の鋭い出足からのロスタックルが生まれるなど相手攻撃を封じ込める。

そして2Qに入っても良いリズムの攻撃は継続。序盤、TB比浦(#40・2年生・LB兼任)のパワープレーを軸にWR松井(#11・2年生・DB兼任)、FB為野(#17・1年生・OLB兼任)へのショートパスを絡めながら12プレー、79ヤードのロングドライブを敢行。最後もTB比浦がオープンプレーでねじ込んでTD。中盤にはFB為野が中央ダイブから3ヤードのTDラン。更に終盤にはK菊池(#7)のFGトライが成功し、24対0と前半戦で良いリズムを掴むことに成功する。


後半戦


しかし、後半戦は開始早々に東国大にキックオフリターンTDを奪われ、そこから一時膠着してしまう。前半戦に築いた良いリズムを失いかけたPRIMROSEだったが、ディフェンスにビッグプレーが飛び出して再び流れを手繰り寄せる。3Q中盤、東国大QBが投じたロングパスをSFレイエス(#22)が密集の中でインターセプトに仕留め、オフェンスに攻撃権を供給する。このオフェンス・シリーズを14プレー、70ヤードのロングドライブで締め括り、再び相手を突き放すことに成功する。

4Qに入ってもオフェンスは順調に加点、ディフェンスもDL、LB陣を中心に集まりの良い守備を展開し、東国大オフェンスに許したファーストダウンは僅かに3回と健闘した。(試合終了41対6)。


総括


大事な初戦、何とか勝つことができた。まだまだミスも多いし、プレーも雑だが、一年生の活躍などはチームに活力を与えていた。次節以降も厳しい戦いが続くが、グランドに入ったらサボらず献身的に足を動かし続けて欲しい。人数は少ないが、まだまだ動けるはず。そして、チームはまだまだ大きな塊となれるはず。健闘を祈る。

(文:17期 丹野)

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