メッセージ from プリムローズ

第11回(その2)、27期 福崎、1年を振り返って

始めに

監督ならび、コーチの方々に支えられてきた一年間でした。まずはこの場をお借りして改めてお礼を申し上げたいと思います。そして、強力なサポートがあったにも関わらず結果として入れ替え戦を含まなければシーズンとしては春から一勝も出来なかった不甲斐なさを改めて痛感させられます。自分の努力不足を恥じ入るばかりです。

一年間の反省

4年が二人である今年のプリムローズは例年にもまして若いチームで経験不足でした。自チームのみでは補えない部分を他校との合同練習で経験を積むことが春シーズンの課題であり、中でもQBに経験を積ませることが最重要項目でした。しかし、練習中に出来ることが他校との練習になると出来ない。試合でも力を発揮できない。明らかに、練習と試合に温度差があること、4年として指導力のなさを今更ながら痛感します。コーチ陣に指導して頂いた事にプラスαをつけて後輩に伝えられなかったことが個人の反省でもあり、チームとしての反省でもあると思います。

今年の収穫

2年前、やはり4年生は二人でした。しかし、今年と大きく違う点は秋シーズンでの1年生への負担です。国立である埼玉大学では、新入部員に経験者が入ることは稀です。今年も例外に漏れず経験者は居ませんでした。9月にシーズンインするまでに彼らはたったの4ヶ月しかアメフトをしていません。しかし、上級生が怪我をしてしまえばその穴を埋めるために1年生の力を借りるしかありませんでした。そして、その負担は試合を追うごとに大きくなり、#49山田や#77中山はOffense・Defense共にプレイすることすらありました。例年人数の少ないプリムローズではありますが、さすがに1年生に両面を任せる事になったことは無かったはずです。このような事態になったことをまずは反省すべきです。しかし、今年の1年生は十二分に期待に応えてくれました。他の1年生もその力をシーズンで大きく発揮してくれたと思います。試合でしか経験出来ない事がたくさんある中で、今年の1年生は増えてゆく負担を見事自分の力に変えてくれました。彼ら一人一人の経験が今年の収穫だと思います。言うなれば1.5年生である彼らが今年を越える活躍をしてくれることを期待しています。

最後に

今年の結果は、4年生として最低限の結果でした。しかし、なんとかギリギリで踏みとどまれたこと、そして何より勝てたことが嬉しくあります。この一年間の喜びの大半が駒沢第二球場にあります。その為に尽力して下さった監督並びコーチ陣の方々、本当にありがとうございました。そして、毎週練習に参加して下さった26期佐々木さん・新藤さん、不肖の弟子の面倒を最後まで見てくれてありがとうございました。最後にプリムローズを支えて下さっているOB・OGの皆様、今年一年間応援ありがとうございました!


副将 高橋
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