今シーズン主将をやらせて頂いた29期の広長です。自分なりにこの一年を振り返ってみたいと思います。
まずここ数年の主将のみなさんすべてが悩んでおられた部員の少なさに私も悩まされました。そのためリクルートには例年にない方法を用いたり勧誘用の予算をしっかり組んだりして臨みました。その結果、数は少ないもののその後公式戦で大活躍する一年生をプリムローズの一員として迎えることができました。
春は大東文化大、流通経済大、千葉大とオープン戦を行いました。定期戦である千葉大との試合は自分が一年生以来勝つことができずなんとしてでも勝ちたい試合でした。しかし、主将でありながら不甲斐無いプレーを連発し結果チームは敗戦してしまいました。千葉大は秋の公式戦でも対戦することもあって皆非常にナーバスになっていたのに、それを主将としてチームを引っ張っていけなかったことが本当に悔しく情けないことでした。
しかし、結果論ではありますがその敗戦を契機にチームが一つにまとまり始めたのかもしれません。「情けない主将にチームを任せておけない。」、「自分がやらねば。」という思いが下級生の中に芽生えていくのを合宿・夏の練習を通して感じました。それが今シーズンの躍進を生んだのは間違いない。
そして秋の公式戦は4勝1敗で2位という結果になりました。この結果はその下級生の力に負うところが大きいと思います。もう少し自分が・・・などと考えてしまうことが本当に情けないなと感じています。
後輩たちに思うことは来期こそは是非優勝してもらいたいということだけです。今シーズンの成績は自分たちのものだという誇りと自覚を持って、そして優勝し2部に昇格した駒沢大学とプリムローズとの間にはどんな差があったのかをプレイヤー・マネージャー問わず一人一人考えてみてはどうでしょうか。その差を埋めるようにすればプリムローズも2部に一歩でも近づけるでしょう。
最後になりましたがこんな情けないやつを4年間我慢強く指導してくださった田村監督、大沢コーチ、細田コーチ、丹野コーチそしてすべてのOBの皆様にこの場を借りて心からお礼を申し上げます。加えて4年間フットボールを続けさせてくれた両親に感謝します。