![]() |
昨年の入替戦に敗れ、このチームはスタートしました。今年こそ二部に行くため私は、コーチ陣に引っ張ってもらうのではなく、部員一人ひとりがアメフトにもっと積極的に取り組むチーム作りをしたいと考えていました。そのために、上級生はもちろん下級生にももっとアメフトを好きになって、いい意味でアメフトを楽しんでほしいと思い、モチベーションの向上に努めてきました。
春の新入生勧誘、人数は11人と例年に比べ集まりませんでした。しかし、ここまで辞めずに続けてきた、やる気のある1年生を迎え入れることができた事は、とてもうれしく思うのと同時に、1年でも早く二部の選手としてプレーさせてやることができず、申し訳なく思います。
2、3年生は、試合でも練習でも、またチームを盛り上げる上でも共に協力し、最後まで自分達4年についてきてくれました。そして、マネージャーも自分達選手のプレーしやすい環境を最後まで考え、献身的に取り組んできてくれました。1年間本当にありがとう。
リーグ最終戦、チーム一丸となり試合が出来たこと、下級生が試合を引っ張ってくれる頼もしい姿を見て、成長を感じることができたことがとても印象に残っています。
今年は、春シーズンの目標である朝霞ボウル優勝を果たすことができ、キャロットボウルでも二部のチームと試合ができ、いい経験を積むことができました。この結果により秋に向けチームが向上していけると皆自信がついたと思います。しかし、夏の合宿や試合において結果が残せず、そこで自分達が最後まで引っ張ることが出来ず、チーム力がついていかなかったことを今でも反省しています。
自信を持つことはモチベーションを向上させる上でとても大切だと考えてきましたが、いつしかただの過信になっていたのかもしれません。その結果が秋に出たのだと思います。
最後に、このチームをずっと支えてきてくださった顧問の先生、保護者の方々、OBOGの方々、そしてチームの一番近くで尽力して下さった監督、コーチ陣、たくさんの方々の支えの中でPRIMROSEが成り立っていること、自分達がプレーできていることを大変実感してきました。
「二部昇格」という皆様の期待に応えることが出来ず、本当に申し訳ありませんでした。そして、4年間ありがとうございました。