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習慣とは怖いもので、リーグ戦が終わって1ヶ月近くたった今でも、大学に来ると部室に足が向いてしまう。
今季の成績は、1勝4敗の6位という不甲斐ない結果でリーグ戦を終え、抽選での3部残留、なんともあっけない幕切れとなったのだが、何はともあれ私のPRIMROSEでのアメフト生活は終わってしまった。
小学校4年生からサッカーを始め、12年間に渡って競技スポーツを行ってきた私にとって、今年のリーグ戦の終了は、大学4年間のアメフト生活の終了と同時に12年間の競技スポーツ生活の終了を意味するものであった。
特にPRIMROSEでの4年間は私にとって1からのスタートであり、練習内容や練習環境などすべてが新鮮だった。3・4年ではチーム運営にも携わっていく中で、チームを作っていく大変さを実感した。今年は新チームとして活動を開始してすぐに、同期の相次ぐ退部やリクルートの失敗など、憤りを感じることもたくさんあった。そんな幹部の大変さも知らず、1・2年の頃は生意気な態度をとり、先輩たちにご迷惑をおかけしたこと、この場をお借りして謝罪させていただきたい。申し訳ありませんでした。
これといった趣味もなく、スポーツと人との繋がりだけで生きてきたような私にとって、チームからの引退はとても寂しいものである。主将を務めた今年は特に、自分のチームを作るべく、生活の多くをアメフトに費やしていたので、その反動からか引退が決まった翌日からは、大切な宝物が一気になくなってしまったような感覚に陥っている。
多くの人に支えられて今日までアメフトを続けることができたということを、現役を引退した今になって強く感じる。田村監督はじめ、大沢、細田、両Defense コーチ、丹野Offense コーチ、そして我々を支えてくださるすべてのOBの皆様には、心より御礼申し上げます。
最後に、ろくにバイトもせず、4年間好き勝手にアメフトをやってきた私に、文句ひとつ言わず応援しくれた両親、そして私を支えてくれたすべての友達や、共に戦った多くの仲間たちに感謝します。ありがとうございました。