メッセージ from プリムローズ

第40回、36期:シーズンを終えて

主将 吉田拓真

今シーズン主将として、チームを引っ張っていくと決めた時、私が掲げたのが「変化」でした。それは、これまであと少しの所で勝利を逃してきたチーム体制からの脱却、日々の練習において毎回全員がしっかり目的意識を持ち練習に対する姿勢を改めることを中心に変えていくことでした。

その為に、今までやってきたことは少しでも変えたいと思い、これまでなんとなく行っていた練習への入り方や内容、練習に対する準備の仕方など本当に小さなことから始めていきました。最初は試行錯誤の連続で、このやり方ではダメだと思ったら、直ぐに修正したり、予想より時間がかかってしまったりすればどれを削るか、運営をどうするか議論を重ねる日々でした。

この変化は必ず『改善』でなければならない訳であり、主将と言う立ち位置でチームに関わった今シーズンは、1日たりとも無駄な日はありませんでした。

今シーズンは何年か振りにリーグ優勝しました。しかし、2部には上がれませんでした。あと少しだったと言えば響きはいいかも知れませんが、得失点で入れ替え戦を振り返れば、やはり惨敗であり、お世辞にもいい試合だったとは言えないと私は思っています。試合後思うのは、これまでの取り組みでは足りない。もっとこうしておけばよかった。と、後悔は尽きません。正直、私は一生後悔するのではないかと思っています。

同じ悔しさを味わった次代には、あくまで自分達の色を出しながら新たなチームを作っていってもらいたいと思います。