メッセージ from プリムローズ

第72回 シーズンを振り返って

主将 #24 樋口 博人

今シーズンは念願であった二部昇格という目標を果たすことが出来ました。 シーズンのスタート時点でチームはまだバラバラで、とても優勝するチームとは言えない状態でした。負けてもおかしくないギリギリの試合を続けながら、少しずつ連携が取れていき、1年生の成長もあり、何とか全勝で入れ替え戦を迎えることが出来ました。

入れ替え戦の相手は拓殖大学で、以前敗北した相手でした。サイズもスピードも向こうに劣っている中、自分は決勝戦の前半で怪我をしてしまい、入れ替え戦に出られるのか、分からない状態でした。恐らく皆が胸に不安は抱えつつも、表には出さず、絶対勝つと言い続けて2週間必死に練習しました。そして迎えた入れ替え戦、全員がチーム行動に徹した結果14-10で勝利することが出来ました。このスコアは目指してきたボールコントロールを体現できた証だったように思えます。 自分はこれまで、やってきたことが満足のいく結果として得られたことがありませんでした。この経験はこれからもずっと自分の人生の糧になると思います。

とはいえ、チームの課題はまだまだ山積みで、来年二部で勝ち進んでいくには並々ならぬ努力が必要になります。運動能力や人員といった様々な面で劣っている中で、後輩たちには自分たちの強みを全面に押し出して勝っていって欲しいと思います。

最後になりますが、お忙しい中、年末の最後の最後まで指導してくださった監督・コーチの皆様、毎週のようにグラウンドに来ていただき、ご支援、ご協力してくださったOB、OGの皆様、最後まで温かく見守ってくださった保護者の皆様、本当に感謝しております。 この方たちのご尽力なしでは今回の二部昇格は決してなし得ませんでした。ありがとうございました。