4年間の集大成ということで挑んだ今シーズンでしたが、私の今シーズンでのプレー数を数えてみたらたったの25回でした。呆気なく、情けない数字です。そうゆう訳もあってか、第一節で怪我をしてしまった自分にとって、2部昇格を果たしたという嬉しさの反面に悔しさが残ってしまいました。4年生という立場でありながら、プレーによってチームに貢献できないという事実は、歯痒さや不甲斐なさの混ざった複雑な感情を私に抱かせました。きっと2部昇格を果たしたら後悔や未練なくスッパリと引退できると思っていた私にとって、なんとも尾を引く結末となってしまいました。
それでも、プレイヤー11人、マネージャーを合わせても16人という存続すら危ぶまれる状況から始まった2022年の最後を、目標達成という形で締めくくれたのはチームとして最高だったのではないかと思います。その過程でチーム全員で切磋琢磨したし、辛いことも苦しいこともありました。激しく諍いをした時すらありました。そのようなこと全て飲み込んでなお、私の4年間は後悔はあれど、充実したものだったと言うことができます。
最後になりますが、お忙しい中、4年間指導してくださった監督・コーチの皆様、沢山のご支援、ご声援をくださったOB・OG、保護者の皆様、本当にありがとうございました。特に今年はOBの皆様がグラウンドに足繁く通ってくださり、練習に参加して頂いたことでチーム全体が大きく成長できたと実感しております。今後は私も、OBという立場から後輩たちの力になれるよう邁進してまいります。