メッセージ from プリムローズ

第54回、41期:シーズンを振り返って

森 健吾

この4年間を振り返って、真っ先に思い浮かぶ言葉は「後悔」の二文字です。 3年生の時から自分達の代のラインは歴代と比較して圧倒的に弱いと言われ続けてきました。初めのうちは「そう言ってくる人たちを見返してやろう!」と意気込んで練習していましたが、練習すればするほど、自分と先輩たちの実力の差が身に染みて分かるようになり、次第に自分の限界を決めつけ、自分に言い訳ばかりするようになっていました。

そんな状態で迎えた去年の入替戦、残り2秒で自分が蹴ったFGが外れ、4年としてのシーズンを3部で迎えることが決まりました。4年生としての責任、3部に落とした張本人としての責任から、この1年間はチームのために全てを捧げる覚悟を決めました。 しかし、今年は入替戦に行くことすら出来ませんでした。たった1年努力した程度では何も変えられませんでした。「なぜもっと早く気づけなかったのか」、そう言った気持ちは引退して1カ月たった今でも拭えません。

マイナスなことばかりで暗い内容でしたが、もしこの文を読んでいる後輩の気持ちが少しでもチームにとっていい方向に向いてくれたならと思い書かせて頂きました。 最後になりましたが、最後まで期待に応えられない自分を指導してくださった監督、コーチの皆様、チームを様々な角度から支えてくださったOB、OG、保護者の皆様、 本当にありがとうございました。