学習院大学のカウントダウン。
目の前で見たあの光景を一生忘れることはないでしょう。オンサイドキックが成功していれば、タッチダウンとられなければ、タッチダウンをとっていれば、ターンオーバーがなければ、様々な後悔が頭の中を駆け巡ります。
「悔いのないようにやりなさい」
試合の前に何度も監督がおっしゃいましたが、シーズンを終えてみるとやはり後悔だらけの日々です。負けて後悔しないことなどなく、全てに勝って目標を達成するしか後悔しない方法は無いと思います。
勝つために何をするべきか。
もちろん技術、体力、筋力などは全て向上させなければいけない部分です。しかし、このチームに最も欠けていたもの、それはチーム力であると私は思います。これは同時に最も大切なものであったと思います。全員がチームの勝利のために、帰属意識を持っていたか、これが学習院と我々の差であったと思います。
チームスポーツである以上、突出した実力のある選手が1人いても勝つことは出来ません。全員が心を1つにして、互いに信じ合って、全員が全力でチームのためにプレーすること。簡単なようでとても難しいことです。
もしあの瞬間に涙を流していたのなら、この敗北に後悔を感じているのなら、自分がチームの勝利のために何を貢献できるのかをもう一度考え直して欲しいです。 この悔しさを無駄にせずに来年の勝利のためのバネにして欲しいと思っています。 みんななら出来ると信じています。
最後にはなりますが、指導していただいた監督・コーチの皆様、そしてシーズンを通じて応援してくださったOB・OG、保護者の皆様、本当にありがとうございました。PRIMROSEはたくさんの人の支えによって成り立っています。私も来年以降は支える側となりますが、ここまで支えられてきた感謝の気持ちと共にあり続けたいと思います。