メッセージ from プリムローズ

第54回、41期:シーズンを振り返って

主将 篠澤 知毅

昨シーズンは初めて2部の舞台で戦い、1勝しかできずに悔しい気持ちのまま終わってしまった年でした。今年はどのようにその悔しい気持ちを継続させたまま、後輩たちを引っ張っていくかが問われる年でした。また、再び2部に上がったとして、最低でも残留できるほどの力があるチームを作るべくして私はやってきたつもりでした。

結果はブロック2位という最悪な結果に終わってしまいました。本当に自分の主将としての力不足を感じましたし、もっとチームを引っ張れたなど今言っても意味のない後悔ばかりが残っています。最終節はかなり過酷な試合になるとブロック編成が決まった瞬間からわかっていた次第ですが、結局去年と変わらず最後の最後まで詰めが甘かったと思います。私を初め、4年全員には最初から最後までチームを完璧に引っ張っていくことが求められると思います。ですから、そのことを忘れずに来シーズンの4年生たちは全員でチームを作っていってください。

私は、下級生の頃からこのPRIMROSEの主将や先輩たちの背中を見てきて、その憧れの先輩たちのようになりたかったですし、問題児だった(と思う)私に対して親身に面倒を見てくれたことに恩返しをしたかった。だから私自身がそういう存在であった先輩たちに一歩でも近づけるために過去の先輩の行動を毎回思い返しながら、この1年間は後輩たちにも自分がしてもらった事と同じように接してきたつもりです。今の下級生たちもすぐにそういう立場になります。上級生は下級生よりも大変です。ですから、できればそういった先輩たちの優しさや努力を下級生たちは継承していってほしいと私は思います。あとは素直に謙虚にストイックにやれば必ず強くなれますので実践してください。来シーズンも勧誘頑張って、何度も言いますが、みんなでチームを作っていってください。本当に応援しています。私もまだ悔いが残っているので何らかの形でPRIMROSEやアメフトに携わっていきたいと思います。

最後になりますが、本当に丹野監督にはお世話になりました。ここまでの私があるのも監督のおかげですし、休日返上で私たちにご指導を続けてくださった事を初め、幹部ではない下級生の頃から今までに監督に何度もご飯をごちそうしていただいた思い出など、数々の御恩に対する感謝は忘れません。4年間お世話になりました。ありがとうございました。また、今まで教えていただいたコーチ陣の皆様、OB・OGの皆様、PRIMROSEを支えてきてくださった関係者の方々、そして両親には心から感謝します。皆様のおかげでアメフトという最高のスポーツを最後まで楽しめましたし、アメフトを通じて人として成長もできました。社会に出てもこの経験を忘れずに今度はこのPRIMROSEを支える側として頑張ります。4年間ありがとうございました。