最終節が終わってから何気ない時に、試合の時にああすればよかった、もっと練習しておけばよかったとか色々な後悔が出てきたり、負けてから思い出すものが多すぎて何もできないような時間がありました。1年前、歴代の先輩方のシーズンを終えてからのメッセージを読んでいて、後悔の思いが大きいことがわかりました。昇格して少しでも喜びを表現できればと考えていましたが、喜びなんて思いは浮かばず、今は後悔しかありません。
今年の自分たちの取り組みが正しかったと肯定してくれるのは目標の「2部昇格」しかなかったので、結果を見ると今までの意味が無いに等しいと考えています。
昨年の入れ替え戦での悔しさを良い方向に向けることができなかったことはチームを引っ張る4年生の責任です。モチベーションを維持することが何よりも難しく、仮に全員がモチベーションを維持できたとしたら3部での戦いが難しいとは考えず、2部まで行けたのかもしれません。アメフトは全員で戦わなければ勝てません。1年生から4年生がチームの目標を意識して、目標に反している部分を指摘しあえるようにならなくては上を目指せないチームになってしまいます。そのためもっとコミュニケーションを大事にするべきでした。性格や思想は人それぞれで構いません、ただ、勝ちたい、強くなりたい、アメフトが好きだ、そういう確固たる意志を1人1人が持っていれば、全体が勝つためのコミュニケーションをするようになり、きっとモチベーションも維持できます。上に這い上がるためには悔しさと負けたら何も残らないという敗北の恐怖と戦い続けなければいけないと思います。
今シーズンだけで見たら反省ばかりになってしまいましたが、今シーズンだけでなく、4年間全体で見たとき、上を目指し続ける姿勢を学ぶことができたと思います。 最後に指導してくださった監督、コーチ、足立先生、OB・OGの皆様、保護者の方々、そして多くの経験と成長を与えてくれたこのプリムローズに感謝して締めの言葉とさせていただきます。4年間本当にありがとうございました。