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チームが強くなるためには、チームとしての総合力を上げなければならない―― この「総合力」という言葉を、私はすごく好きであったし、常に心にとめていました。それは、マネージャーのする仕事の一つ一つがチームのためであり、チームの力ともなりえると感じることができるからでした。マネージャーの仕事は、目に見えるものや見えないもの、形として残るもの、残らないもの、一人でやるべきもの、協力してやるべきものなど本当にさまざまです。学年が上がるにつれて役割や責任が増し、「自分」というものから、より「チーム」を考えて行動することが求められます。選手たちのように実際に試合出て仕事を成し遂げることはできないですが、その選手たちが練習や試合に集中できる環境づくりをすることが、私たちマネージャーの仕事です。
私は4年になって、マネージャーを統率することになり、“チームやマネジメントがよりよくなるためにどうしたらいいか”を考えることのできるマネージャー集団を組織したいと考えました。そのためにミーティングの形式を変えたり、後輩も意見を言えるような環境作りをしました。一人一人が高い意識と精度の高い仕事をやり遂げることがチーム力の向上につながると信じ、思考錯誤を繰り返しながらこの1年取り組んできました。私は歴代のマネージャーの先輩たちにくらべ全然仕事ができず、今までの何倍も何倍もいろいろな人に迷惑をかけたと思います。それでも頼りないこんな私の下で、後輩マネージャーたちは自覚をもってしっかりと仕事をしてくれ、「いいチームだね」と評価してくださる方もいらっしゃいました。そのことがとても嬉しく、日々の部活や仕事の糧となりました。 客観的に見れば、きっとまだまだ甘い部分や、改善の余地のあるところもあると思います。プリムローズが上を目指す集団である限り、マネージャーも上を目指すのは当然です。後輩たちには、私に足らなかったところ、もっとこうした方が良かったところ、今年できなかったところなどを、ぜひ来年以降に生かしてそして実現させていってほしいと思っています。この1年でみんなの部活への熱い思いを感じ、とても嬉しかった!一緒に仕事をしていてとても楽しかったです!来期はきっともっと楽しくなると思います。学年がひとつ上がり、チームを組織するマネージャーとして仕事をするということをより考え、チームの一員としての役割や責任を一層感じて、より高きを目指してほしいです。かやの、のぞみ、まゆ、もも、みんななら必ずできる!
33期のシーズンは驚くほどあっというまに過ぎて行きました。選手たちが感じているように、私にも後悔の念はあります。まだまだできることはあったんじゃないかと、そんなことばかり考えてしまうのです。やりたいこと、やるべきこと、たくさんあるけれど、時間はとても待ってはくれませんでした。 2部昇格を達成することができなかったのは事実です。 しかし私は、33期のみんなが同期でよかったと心から思っているし、こんな私たちのもとについてきてくれた後輩たちがいてくれて本当に救われました。今年のプリムローズらしさ、そのよさがなかなか発揮されずにはがゆく思ったこともありましたが、試合に勝ったり負けたり、そんなとき一緒に泣ける仲間がいて、前を向かせてくれる仲間がいました。辛い練習も嫌な流れだって、みんながいたから乗り越えてこれたし、みんながいたから頑張れた、みんながいるから強くなれるんだと感じました。 本当にありがとう!
私はこの1年、とくにいろいろな人とつながりを持ち、支えられていることをより実感することとなりました。 監督・コーチには心配と迷惑ばかりかけましたが、最後まで私たちのことを信じ指導して下さいました。練習や試合には、遠路にも関わらず多くのOB・OGさん、また保護者の皆さまに会場に足を運んでいただきました。いろいろと無理なお願いをきいて下さり、協力をたまわった足立先生、大学関係者の方々、また、他大学のアメフト部の皆様、連盟の皆様、その他関係者の皆様、とてもたくさんの人に様々な場面で助けられ、本当に感謝してもしきれません。PRIMROSEというチームで私たちが仲間とともにアメフトができたのは、こうして支えられているからなんだと、胸に刻みました。 今度は私たちもPRIMROSEを支えていけたらいいなと思います。
4年間、ありがとうございました!