メッセージ from プリムローズ

第45回、38期:シーズンを振り返って

副将 石川 卓哉

この1年間は「2部昇格」を目指して、副将として取り組んできました。しかし、シーズンを終えての結果は「リーグ2位」で、2部への挑戦権を獲得できませんでした。一昨年、昨年と続けて3部リーグで優勝し、入れ替え戦に挑戦しました。気が付くと、シーズンでの負けを経験した現役部員は、チーム内で私たち4年生だけになっていました。結果を振り返れば、今年のチームは私たち4年生も含めて、「甘えをみせたら負けてしまう」という意識が低下していたと考えています。「チームをこうしていこう」と決めても、それがどんどん妥協されていくということが一昨年や昨年よりも多かったのだと考えています。

人間は、基本的に楽な方向に逃げてしまうものです。そんな時に指摘して、逃げることを止められるのは、チームメイトだけです。来年のチームは指摘することを止めずに、妥協しないチームを作ってもらいたいと思います。また、上級生は下級生のモチベーションを高く保つために、コミュニケーションを多くとる必要があると思います。そんなことは当たり前だと思う人が多いと思います。しかし今シーズンを振り返ると、これが1番難しかったと私は思っています。

さらに、「甘えないチーム」をつくるためには、選手の人数を増やすことも大切だと思います。人数が増えれば、自然と競争が生まれるので、甘えを減らすことができます。新入生の勧誘活動を成功させて人数を増やし、強くあり続けるチームになるように頑張ってほしいと思います。

最後になりましたが、休日を返上して、私たちの指導をしてくださった監督・コーチの皆様、試合会場で応援、様々な支援をしてくださいましたOB・OG、保護者の皆様、本当にありがとうございました。