メッセージ from プリムローズ

第51回、40期:シーズンを振り返って

工藤 慎也

自分たちの代は例年と比べてプレイヤーの人数が少なく、また何より今シーズンでは2部の舞台ということで、非常に厳しい1年になると同時に、先代の先輩方の取り組みを上回らなくてはならないと自分に言い聞かせて取り組んできました。しかし、振り替えってみると自分は甘い部分ばかりで後輩たちの模範となるどころか不甲斐ない姿ばかりを見せてしまい、あのときもっとやっていたら、あそこでやっていれば、とたらればばかりの残る悔しい1年でした。

後輩たちには悔しい思いをしてほしくないので、新4年生を中心にとことん追及していってほしいと思います。日々の練習に真面目に取り組むのはもちろん、監督やコーチがどういった意図でプレーを出しているのかといったとこまで話し合ってください。また、ウエイトや体重管理も冬のオフに大抵は取り組めるのですが、シーズンを迎えるまで維持できないようでは意味がありません。目先のことだけでなく、自分たちがどこを目指しているのか、そのために何が足りないのか、逆算して考え続けてください。

偉そうなことを言ってしまいましたが、自分はいま言ったことが全然足りていませんでした。けれども、上に行くためには絶対に必要なことだと思います。相対的に時間の限られている国立大学なら尚更だと思います。自分たち4年は人数が少なくケガも多かったため、例年以上に後輩たちがチームの力になり、本当に頼もしく、自慢の後輩となってくれました。そんな後輩たちならできると信じています。また、マネージャーもプレイヤーたちを俯瞰的に見ることができる大切な存在なので練習などで違和感を感じたらどんどん意見を言ってあげてください。

ネガティブな内容になってしまいましたが、アメフトというスポーツに出会い、そしてPRIMROSEの一員として、組織の一人としてやっていくことの厳しさや達成感、かけがえのない仲間たちと4年間を捧げることができたことは、埼玉大学へ入学した意義となったのと同時に、自分の一生の財産となりました。辛いことも沢山ありましたが、それでもこの部へ入部を決めて本当に良かったです。

最後になりましたが、最後まで期待に応えられなかった私を4年間指導してくださった監督、コーチの皆様、様々な面でサポートしてくださったOB、OGそして保護者の皆様、本当にありがとうございました。