昨年のオフ、私は最上級生として自分がどのように過ごすべきか、考えていました。本来は、練習・プレーで下級生を引っ張り試合に勝つ、これが最もシンプル且つベストです。今まで見てきた先輩方も2年で試合に出場、3年でパートの中心、4年でチームの中心となって活躍していました。しかし、度重なる怪我によりシーズンを完走したことがない私は、自分は後輩に何を残すことができるのかを考え続ける日々でした。本来目指すべき最上級生の在り方は最初に書いたようにシンプルなものだと思います。まだ先がある下級生はそれを目指してほしいです。
今、シーズンを終えて自分が何をできたのか、残すことができたのかはわかりません。後悔ばかりです。しかし、集団に所属するうえで自分の立ち位置について考え、チームのために何ができるかを考えた時間は有意義でした。
最後にこのような環境を与えてくださった監督、本当にありがとうございました。怪我の報告ばかりの自分に何度もチャンスをくださったこと、本当に感謝しております。また約7年間、どんな時も部活動を応援し続けてくれた両親、本当にありがとうございます。そして、コロナの影響で普段より厳しい環境ながら例年以上に指導をしてくださったコーチ陣の方々、応援してくださったOB、OG、関係者の方々、ありがとうございました。例年以上に周りの人の支えを感じ、その支えなしでは成り立たないことを知った1年間でした。