メッセージ from プリムローズ

第60回、43期:シーズンを振り返って

雑村 京祐 #26

今シーズンは、コロナウイルスのおかげでチームとしてのスタートが遅れ、あらゆる面で思うようにいかない事が多々あったと思います。そんな中でも、プリムローズとしては時間・場所を見つけ、筋力トレーニング、ミーティングなどやれる事をやってきたと思います。しかしその上で、私を含め各々が個人レベルで出来ることをMAXにやっていたかと言うとそうでは無かったと思います。それぞれが個を高め、そしてチームが高まるためには、不平・不満を口にせず、与えられた環境、条件の中でベストを尽くす事が重要だと思います。特に今年度はコロナという悪条件の中で、尚更それが強く求められたと思います。次年度でも、この状況はまだ続くと思うので新4年を始め全員がその精神のもと、そしてチームが勝つという目標・行動指針のもと、ベストを尽くして欲しいと思います。

また、私は特に怪我が多く、チームに貢献出来る場面がかなり少なかったです。4年の最初に怪我(肉離れ)をした時は、復帰した後に自分がチームに貢献出来るよう筋力トレーニングなどやれる事はやり切ったつもりでしたが、結果ディフェンスのみで、オフェンスでは貢献する事が出来ませんでした。復帰した後でも肉離れの前兆のようなものが消えず、またロングスプリントをかければ再発してしまいそう感覚がある状態ではオフェンスチームの重荷になってしまうだけで、結果比較的スプリントが求められる場面が少ないディフェンスのみでの貢献となってしまいました。悔しさはもちろんありますが、もし無理をしてRBとしてスプリントをかけ続けていたら、再発して、最悪ディフェンスにすら貢献出来なかった場合を考えると、これで良かったのかもしれないと思う部分もあります。私が思うのは、もし怪我をしている、或いはもうほぼ確実にしそうな状態の選手がいたとして、その場の練習をただがむしゃらに根性で乗り切ろうとするのではなく(運良く悪化や怪我をせず乗り切れればいいですが)、その怪我はチームにとっても痛いはずなので、その場は我慢して引き、少しでも早く確実に復帰する事こそ、本当の根性であり、チームにとって最良だと思います。ただし、シーズンの試合に関して話は別で、その試合の中では足を引きずってでも勝つという目的のもと体を張るべきだと思います。

長くなりましたが、私が4年間で感じた事をまとめると、

です。

最後に、指導して下さった監督、コーチの方々、携わって頂いた先輩、後輩、そして同輩には感謝しています。ありがとうございました。そして、PRIMROSEのこれからの勝利を願っております。