メッセージ from プリムローズ

第63回 シーズンを振り返って

石井威裕 #20

今年のシーズンが昨シーズンの「特別なシーズン」とされるいわばエキシビショントーナメント形式ではなく本来の形式に近い昇格のあるブロック戦となるということでなんとしても2部昇格を果たしたいと思っていました。しかし開幕初戦で敗北し優勝の目はなくなってしまいました。今回のリーグ形式が前例のない昇格のチャンスが多分にあったなかでも勝利をつかめなかったこと、勝利をつかむにあたっての技術力、体力、組織力が足りなかったこと、チームを支え応援してくださっているたくさんの人に情けない姿を見せてしまったことたくさんの後悔が残る形となってしましました。

自身のプレーを振り返っても、RBとしてボールを前に進めるための走法や姿勢、DBとして実践形式でしか培えないプレーの中での判断力を日々の練習の中で埋めていく必要があったと思います。しかし、初戦敗北となってしまったリーグ戦も後輩や同期の仲間のおかげでなんとか勝ち越すことができました。後輩には負けることの悔しさ、勝つことの難しさと嬉しさを知って日々の練習に取り組み、後悔のない1年を過ごしてほしいと思います。

最後になりますが、お忙しい中毎週グラウンドに足を運んでくださった丹野監督をはじめ練習メニューの提言やプレー中での細かい指導をしてくださったコーチの皆様、たくさんのご支援、ご声援をくださったOB・OG、保護者の皆様には本当に感謝しております。昨年に続きコロナの影響でリーグ戦を棄権する大学も出ている中で試合をさせていただくことができたのは様々な人が見えないところでも私たち学生のために力を尽くしていたからだと理解しています。本当にありがとうございました。