入れ替え戦を終えて、早くも一か月が経ちました。新4年生の幹部も決まり、後輩たちが来年に向けて準備している様子を見ていると、自分たち39期が4年生になりたての頃を思い出します。それと同時に、引退してしまったんだなぁ、と実感させられます。
今シーズンの自分の反省としては、とにかく失敗が多い一年でした。個人のプレーに関してもそうですが、特にRBの下級生をまとめる立場として、練習の指示出しから個々人へのアドバイスに至るまで、不甲斐ない部分が多かったと痛感しています。自分が先輩方から学んだ知識と自身のTB・FBとしての経験を十分に後輩へ伝えきれたかというと、不十分であったと言わざるを得ません。その点については本当に申し訳なく思っています。もう少し自分が主体となって行動していれば改善できた部分も多かったと感じています。
ただチームとしては、大きなけがが例年に比べて少なく、正規のメンバーで質の高い練習ができた、走り込みのおかげで厳しい試合展開でも粘って競り勝てたなど、いくつか成功の型が見えてきたと思います。体づくりやラントレーニングなどの地道な努力の積み重ねが入れ替え戦での勝利につながった、というのが後輩たちに伝われば本望です。
最後になりましたが、ここまで導いて下さった監督・コーチ陣、そして様々な面から支援していただいたOB・OGと保護者の皆様、今まで本当にありがとうございました。来シーズンからは微力ながら自分たちが後輩のサポートに回れるよう尽力したいと思います。